J1ヴィッセル神戸は6日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグフェーズ第4節、光州FCと対戦し2-0で勝利した。
これまで川崎フロンターレ、横浜F・マリノスを相次いで撃破し、グループ内では首位に立っていることから、韓国国内では光州の勝利を期待する声も大きかったが、試合結果はヴィッセル神戸の完勝に終わった。
地元メディアでは神戸のチームとしての圧倒的な完成度の高さを称える声も多かったほか、光州のチーム内からも同様のコメントが相次いだ。
韓国メディア『SPORTS-G』によると、光州のイ・ジョンヒョ監督は試合後「神戸がJリーグでなぜ1位なのかよくわかった試合だった。良い選手も多い。正直に言うと、神戸と10回試合をすれば、10回とも負けそうだ」と明かしており、今日の試合に関してはどうやら完全に白旗を上げているようだ。
また、昨年にはスコットランド1部セルティックへの移籍も噂されていたMFチョン・ホヨンは「神戸のプレスは本当に強くて速い。私たちが一枚プレスを剥がしても、他の選手が再び私たちを囲んできます。その部分が最も印象的でした」と語り、90分間絶え間なく続いた神戸のプレッシングに対し、チームが後方からのビルドアップを満足に行えなかったことについて言及している。
Jリーグ、ACLともに現在首位に立ち、天皇杯も決勝戦進出と「三冠」も視野に入りつつある神戸。どうやらその圧倒的な強さは海の向こうでも語り草となっているようだ。