ドルトムントは11日、ギニア代表FWセール・ギラシの背番号を変更すると発表した。

昨季シュトゥットガルトで得点ランキング2位の28ゴールを記録し、この夏ドルトムントへやって来た28歳のギラシ。背番号は19番と発表されていたが、9番をつけていたセバスティアン・アレルが移籍市場終了間際にレガネスへローン移籍。

ギラシ自身も怪我でまだ公式戦に出場していなかったことから、19番から9番への背番号変更が実現した。なお、19番のユニフォームを購入していたファンは無償で交換が可能とのこと。費用はクラブとギラシ本人が負担するという。

このように、シーズンが始まってから背番号が変わることはサッカーで時々ある。そこで、スター選手が絡んだ5つのケースを紹介する。

ロナウド

2003-04シーズンのレアル・マドリー:11番→9番

2002年夏、ワールドカップ優勝を手土産にレアル・マドリーへ電撃移籍した“怪物”ロナウド。

初年度から「銀河系軍団」の一員として圧倒的な強さでのリーガ制覇に貢献。ただ、フェルナンド・モリエンテスがいたため2002-03シーズンの背番号は11だった。

デイヴィッド・ベッカムが加入した翌2003-04シーズンも当初は11番だったが、ギラシのケースと同様に市場閉鎖間際にモリエンテスがモナコへローン。慣れ親しんだ9番を手にしている。

ヘンリク・ラーション

2004-05シーズンのバルセロナ:17番→7番

2004年夏にセルティックからバルセロナへ完全移籍したヘンリク・ラーション。加入当初は17番をつけ、日本でのプレシーズンマッチ・ジュビロ磐田戦などにも出場していた。

しかし、市場閉鎖間際の8月30日にハビエル・サビオラがモナコへローン。これにより、前日29日のリーガ開幕戦で17番をつけていたラーションが、翌節からはサビオラの7番をつけることになった。

奇遇なことに一つの前のロナウドと同じくモナコが絡んでいる。