リオネル・メッシ
2005-06シーズンのバルセロナ:30番→19番
若きリオネル・メッシのケースはラ・リーガではそれほど珍しくない。
スペインではトップチーム所属選手が1番から25番をつけることが決まっており、契約など状況の変化に伴って、主にカンテラ出身選手が背番号を変更することはままある。
メッシもシーズン中の2006年1月7日、エスパニョールとのバルセロナダービーを前に30番から19番へ変更(試合は2-1でバルサが勝利)。当時18歳だった彼は、2年半この番号をつけたのち、ロナウジーニョの10番を受け継ぐことになる。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ
2012-13シーズンのパリ・サンジェルマン:18番→10番
カタール資本に変わったPSGを象徴する大型移籍によりパリへやってきたズラタン・イブラヒモヴィッチ。
加入当初の背番号は18番だったが、2013年1月に10番のネネーがアル・ガラファ(カタール)へ移籍したことを受け、後半戦から彼に相応しいエースナンバーを手にしている。
ただし、背番号変更が認められたのは国内リーグのみ。UEFAの管轄であるチャンピオンズリーグはシーズン途中の背番号変更が認められていないため、イブラヒモヴィッチは18番のまま大会を通してプレーした(メッシの30番も同様)。