近年のサッカー界では試合数の多さによる選手の疲労蓄積が問題視されるようになってきた。

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督やアーリング・ハーランド、ケヴィン・デブライネもその問題に言及している。

シティは来夏にアメリカで行われるFIFAクラブW杯に出場するが、2025-26シーズンのプレミアリーグ開幕はその4週間後に控えている。

『BBC』によれば、シティに所属するスイス代表DFマヌエル・アカンジも、試合スケジュールが過酷すぎるために30歳で引退するかもしれないと述べたという。

「タフすぎる。今季だけでなく、来季のことも考えている。リーグかカップ戦で優勝して、クラブW杯決勝に進む…コミュニティーシールドはその3週間後にある。では、僕らはいつ休むのか?

冬も休みがないので、運が良くても2週間休んで、戻ってきて来季に臨まなければいけない。そして、次の夏にはW杯がある。終わりがない。

試合続きで、今後数年がどうなるか分からない。試合が増えるばかりで、全てがこれまでのようになるとは考えられない。選手のことも考える必要がある。

ある時点になったら、疲れすぎてもう試合でプレーできなくなる。そして、間違いなく怪我もする。僕らは可能な限りハードなトレーニングをしている。フィットしているが、限界はあるはずだ。僕は30歳で引退するかもしれない」

アカンジは2022年にシティに加入すると、代表戦も含めるとこの2年で計127試合に出場している。

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