J1アビスパ福岡は8日、クラブ公式サイトを通じて来季監督人事に関するコメントを発表した。
10月31日に、今季限りで長谷部茂利監督が退任すると発表した福岡。2020年からクラブを指揮し、歴代最長となる5年もの期間を同クラブに捧げた長谷部監督の後任に注目が集まっていた。
そんな中、福岡のサポーター団体ウルトラオブリは、J1・FC町田ゼルビアの金明輝(キン・ミョンヒ)ヘッドコーチの就任が決定的と報じられたことを受けて、6日に公式Xを更新。
声明では「現在報道されている監督人事に対しては疑問を抱かざるをえません」と、来季の監督人事に苦言を呈していた。
後任監督人事の報道について。#avispa#アビスパ福岡 pic.twitter.com/o1kWDrjR6P
— ULTRA OBRI Jrs. (@ULTRA_OBRI_Jrs) November 5, 2024
今回、クラブは公式サイトを通じて「現在、来季に向けた様々な準備を進めておりますが、現時点ではクラブから公式に発表している情報はございません。 また、シーズン中につき、来季の具体的な人事決定や報道内容についてのコメントは控えさせていただきますこと、ご理解いただけますと幸いです」とコメント。
そのうえで「来季の監督人事に関しましてはシーズン終了後、準備が整い次第、公式サイト等を通じて発表させていただく予定ですので、スポンサー企業の皆様への個別の連絡等はお控えいただけますようお願い申し上げます」と、クラブに個別の問い合わせや個人の主張等の連絡が入っており、一部業務に支障が出ていることを明かした。
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金ヘッドコーチは、J1サガン鳥栖監督時代にパワーハラスメント行為が認定されており、指導者ライセンス降級などの厳罰を受けている。