2024年の男子バロンドールは、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが受賞した。
レアル・マドリーのブラジル代表ヴィニシウス・ジュニオールは投票で2位となり、事前にそれを察知したレアルはクラブとしてバロンドールをボイコットしている。
そうしたなか、バロンドールを主催する『France Football』は、全選手の獲得ポイントを発表。1位ロドリと2位ヴィニシウスの差は41ポイントだった。
今回の投票は、FIFAランキング上位100か国のジャーナリストがそれぞれ10選手を選出。1位から10位の選手にはそれぞれ15、12、10、8、7、5、4、3、2、1ポイントが与えられるというものだった。
実際に投票したジャーナリストは99人とされている。そのなかでヴィニシウスをトップ10に入れなかったのは、フィンランド、エルサルバドル、ナミビアの3記者だったとか。
そのうちのひとりと名指しされたフィンランドのユハ・カネルヴァ氏が「私の技術的ミスだ。バロンドールの審査員を辞任する」とSNSに投稿したことが話題になっている。
もし、同氏がヴィニシウスに1位投票していたとしても、それだけで結果は変わらなかったはずだが…。
なお、2023年は5選手までの投票だったが、アルゼンチン人選手4人に投票したアルゼンチンのジャーナリストは、『France Football』から投票権をはく奪されている。