かつてフェイエノールトで小野伸二氏とホットラインを形成した元デンマーク代表ヨン=ダール・トマソン。48歳の同氏は今年3月からスウェーデン代表監督を務めている。
そのスウェーデンは今月にUEFAネーションズリーグを戦うが、22歳のアンソニー・エランガが招集されなかったことが話題になっている。
『Aftonbladet』によれば、エランガは代表から追放されたという。その理由は、10月の代表戦でチームの夕食会に参加しなかったことだとか。
トマソン監督はその態度を気に入らなかったようだ。指揮官はエランガについて聞かるとこう答えていたそう。
「彼が怒っていたか否かは本人に聞けばいい。私には分からない。
(なぜ彼は夕食会に来なかった?)自分はそれを聞かれるべき人物だとは思わない。彼に聞いたほうがいい。
もちろん、(試合での)パフォーマンスは見るし、パフォーマンスは大事だ。(選手選考を行う)監督として常に人々を失望させている。人としては人々を失望させたくはないが、監督としてはそれが仕事だ。
彼とはまだ電話できていない。電話しようと思ったが、つながらなかった。(折り返しがないのは)少しおかしいが、変えられることは何もない」
エランガはマンチェスター・ユナイテッドでデビューした快速ウィングで、2023年にノッティンガム・フォレストへ移籍した。
彼は先月の夕食会で唯一姿を見せなかった選手だったというが、10月の代表戦2試合では1分も起用されなかった。