ポルトガル1部リーグのジウ・ヴィセンテで10番を背負う藤本寛也。東京ヴェルディで育成された技巧派レフティは、今季5ゴールと活躍を見せている。
その藤本は、ポルトガルリーグの9~10月の最優秀MF賞に選ばれた。同賞はポルトガル1部リーグの監督18名による投票で決まるが、藤本は18.8%でトップの得票を得ている。
『A Bola』などによれば、藤本は最優秀MF賞の盾を受け取るとこう述べたそう。
「これは僕への賞ですが、チーム全体、チームメイトたちへの賞でもあります。彼らは僕を大いに助けてくれています。だからこの賞はチーム全体のものです。この成功のベースは信頼です。信頼があれば、よりいいプレーができますし、サッカーをより楽しめます」
藤本はチームメイトへの感謝を口にしていた。現地では「彼はチーム全体で称賛を共有することにした」と伝えられており、謙虚なふるまいも話題になっているようだ。
なぜ?日本代表、2024年に一度も招集されなかった実力者5名
25歳の藤本はまだ日本代表経験がない。ヴェルディで彼を抜擢したスペイン人のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督は、リーガでもやれると太鼓判を押しているが、近いうちのステップアップはあるだろうか。