今年最後の2連戦を控える日本代表。
先月15日のオーストラリア戦では、三笘薫と中村敬斗の共演が実現した。後半途中から投入された中村が左ウィングバックに入り、三笘はシャドーの位置へ移動してともにプレーしたのだ。
そうしたなか、日本代表の森保一監督が、三笘と中村の共存について語った。DAZNのやべっちスタジアムで対談した矢部浩之さんから、2人を同時起用したことに驚いたと聞かされるとこう答えていたのだ。
「2人とも個で仕掛けて…守りを固められていたので、状況を打開できる能力を持っていますし。
薫はウィンガーが一番本人の能力を発揮できるところかなと思いますけど、チーム(ブライトン)でも割と内側に入ったりとかしてプレーしていますし、味方を使うのもうまいんですよね、落ち着いていて。それを期待しました」
三笘はサイドだけでなく、中に入ってのプレーもこなせるため、中村との相乗効果に期待して同時起用することにしたようだ。
最近の日本代表は3-4-2-1システムが多くなっており、選手の起用法や立場にも変化が出てきた。今後も夢の共演はあるのか注目だ。