日本代表DF板倉滉とともにドイツ1部のボルシアMGでプレーする福田師王。
20歳のストライカーは今季トップチームでまだ出場機会がないが、リザーブチームでは3ゴールを決めている。
『Frankfurter Rundschau』によれば、ボルシアは、ブンデスリーガのなかでもヘディングでゴールを狙う割合がかなり多いチームだそう。
昨季はヘディングシュート40本、ヘディングによる得点が14あり、どちらもバイエルン・ミュンヘンに次ぐリーグ2位。今季も枠内シュート60本中16本がヘディングによるもので、これはリーグトップ。
ヘラルド・セオアネ監督が率いるボルシアは、昨季に比べてビルドアップ時のロングボールは少なくなったものの、ファイナルサードではクロスに頼ることも多い。ロングスローもあるクロス職人であるフランク・オノラから、190cmFWトマシュ・チュヴァンチェラや194cmFWティム・クラインディーンストを狙う形も武器のひとつ。そのうえで、同紙はこうも伝えている。
「今後、もう一人のヘディングモンスターが加わるかもしれない。20歳のストライカーである福田は、身長178cmながら、その跳躍力で定期的に印象的なプレーを見せている。
福田はすぐにトップチームで活躍することはないだろうが、遅かれ早かれ注目を集め、ボルシアのヘディング率を上げる可能性は十分にある」
福田は180cmに満たない体躯ながら、そのジャンプ力は現地でも高く評価されている。
ヘディングからゴールを狙う形が多いボルシアでもそれが生かされる可能性は大いにあるようだ。