日本代表の南野拓実が所属する、フランスリーグ屈指の強豪「ASモナコ」。

以前から育成力にも定評があり、過去にはティエリ・アンリやエマニュエル・プティ、近年ではキリアン・エムバペといった多くのスターを輩出してきた。

今回はそんなモナコにスポットを当て、近未来のビッグクラブ行きが期待できる3人の若手逸材を紹介していく。

マグネス・アクリウシェ

生年月日:2002年2月25日
国籍:フランス

まずは昨季ブレイクを果たし、すでに複数のビッグクラブが興味を示しているマグネス・アクリウシェだ。

これまで弱点だったフィジカルの弱さと右足の精度が改善され、南野拓実、アレクサンドル・ゴロヴィンと共に2列目を形成。リーグ戦7ゴールを挙げて、CL出場権の獲得に大きく貢献した。

現代型ウイングのような爆発的なスピードは持ち合わせてないが、タッチは繊細でエレガント。課題だった守備も改善傾向にある。

ラミン・カマラ

生年月日:2004年1月1日
国籍:セネガル

ユスフ・フォファナがミランにステップアップし、モハメド・カマラもカタールに移籍。急激に低下した中盤の強度を補填するべく、メスから獲得したのがラミン・カマラだ。

20歳ながらすでにセネガル代表23キャップと国際経験も豊富で、新加入ながらプレースキッカーを務めるなど、すでに攻守両面で不可欠な存在になりつつある。

この調子で成長を続けていけば、ビッグクラブへの扉が開かれるだけでなく、イドリサ・グエイやアリュー・シセのように、セネガルの歴史に残る名MFになる可能性も十分あり得るだろう。