19日に行われたワールドカップ最終予選、中国代表と日本代表の一戦は日本がアウェイで3-1の勝利を収めた。
今予選の初戦、日本にアウェイで0-7の歴史的大敗を喫した中国。当時はなすすべなく失点を重ねたが、今回はホーム、しかも連勝中ということもあり守備戦術を含めさまざまな策を披露した。
最終的に1-3で敗れたものの、0-2で迎えた49分にはリン・リャンミン(林良銘)がカウンターから鮮やかにゴール。今回の最終予選で日本相手に初めての得点者となった(オーストラリア戦は谷口彰悟のオウンゴール)。
その後、小川航基にこの日2点目を許して無念の敗戦となったが、中国国内では日本戦の中国代表を評価する声は多い。4万5千人以上が詰めかけたスタジアムの空気もそれを物語っていた。
四川日報系の『川観新聞』は「サッカー代表チームを叱るのはやめてください!」と報じ、試合内容を称賛。「これが私たちが見たい代表チームであり、私たちが楽しみにしている選手たちです」と戦いぶりを高く評価した。
また、「中国人はサッカーが上手です」と自信を持つように強調。最終予選はまだ4試合あること、次戦は来年3月20日のサウジアラビアとのアウェイ戦であることを伝え、「闘争心を鼓舞し、果敢に戦い、強大な敵を恐れず、勝利を目指して努力してください。中国代表チームがより良い結果を出せることを楽しみにしています」とチームにエールを送っていた。
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再びグループ最下位に転落したものの、2位とは勝点1差。しかも難敵日本との対戦をグループで唯一終えた中国は、来年3月にサウジ、オーストラリアと対戦する。