マンチェスター・シティは21日、ジョゼップ・グアルディオラ監督(53)と新たに契約を2年延長したことを発表した。

今季が9シーズン目の指揮となっており、この契約によって10年を超える長期政権となる。

シティのカルドゥーン・アル・ムバラク会長は「この契約更新でペップはシティでの10年以上となる監督生活と、監督としての記録を塗り替え続ける機会を得ることになる」と喜んだ。

グアルディオラ監督は、シティに到着する前からバルセロナとバイエルン・ミュンヘンで数えきれないトロフィーを獲得していた。

ただシティではそれを超える成績を残しており、これまでの8シーズンでプレミアリーグ6度、UEFAチャンピオンズリーグ1度を含む18のトロフィーを獲得。それ以外にもさまざまな記録を更新し続けている。

すでに“世界最高の指揮官”との揺るぎない称号を得ており、シティで成し遂げることはないようにも思える。

しかし契約延長した理由を聞かれたグアルディオラ監督は「今は去ることができないと感じた。それだけだよ」と反応し、以下のように続けた。

「理由は聞かないでくれ。もしかすると4連敗が理由で『去ることができない』と感じたのかもしれない。クラブがまだ自分を必要としている、または一緒にいることが重要だと感じたから契約を更新したのさ」

シティは今月9日に行われたブライトンとの試合に敗れ、グアルディオラ監督の指導者キャリアで初となる公式戦4連敗を喫した。

この試合では日本代表FW三笘薫も相手選手として大活躍しているが、どうやらそのことが「今は辞められない」という想いにつながったようだ。

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シティについては「私にとってとても大切な存在」とコメント。

「ここにいることを楽しんでいるよ。自分の仕事が好き。このクラブの監督であることが好き」とも話していた。

※コメントはクラブの公式サイトより

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