15日に行われた日本代表とのW杯予選に0-4で敗れたインドネシア。
近年、インドネシアは帰化選手でチームを強化してきた。
『CNN』によれば、インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は、帰化戦略をやめるつもりはないと述べたという。
トヒル会長は、フォレンダムに所属する20歳のオランダ系FWマウロ・ジェルストラとの帰化交渉は否定しつつ、ユトレヒトFWオレ・ロメニーの帰化を進めていると語ったそう。
「今のところ、まずはオレ・ロメニーに注力している。我々はストライカーが必要なので、できれば(W杯予選が再開される来年)3月までに。
(帰化を再び閉鎖するのか)ノーだ。私は、インドネシア人選手、またはこの赤と白をサポートしたいと考えている海外のインドネシア人選手で構成される最高の選手が150人は必要だと言った。
150人は多いし、難しい。U-17は11人の5倍が必要、U-20は11人の4倍、U-23は11人の3倍、そして、フル代表は11人の2倍だ。
この前の試合を振り返れば、ケヴィン・ダイクスが怪我なら控えがいないが、サンディ・ウォルシュがいた。左サイドにはシェイン・パティナマとカルフィン・フェルドンクがいた。
選手層は厚くなり始めている。ただ、ストライカーなどまだ不足しているポジションがいくつかある。
そのひとつが、中盤の選手だ。トム・ハイェ、ネイサン・ジョー・アオン、イーヴァル・イェンネル、リッキー・カンブアヤの4人だけでは何かあった時に足りない。3-5-2でプレーする場合、控え選手は1人だけだ。サッカーでは負傷者がいるとそういうことが起きる」
最新の帰化選手であるダイクスを含めて、名前を挙げたのは全員帰化組。
同氏は「トヒル会長はインドネシア代表を守るために選手の帰化を閉鎖しないことを強調した。なぜなら、U-17からフル代表まで、インドネシア代表は150人を追加し、監督が必要とする選手の選択肢を増やすことが必須だからだ」とも伝えている。
日本とインドネシアは来年6月に再戦する予定だ。