大分トリニータは21日、セレッソ大阪MF清武弘嗣が完全移籍で加入することが決定したと発表した。

清武は1989年11月12日生まれの35歳。大分県大分市の出身で地元トリニータのアカデミーで育ち、梅崎司が浦和レッズへ移籍した2008年にトップデビューを飾ると、卓越したプレーで一気に名を上げた。

2010年に移籍したC大阪でチームの中心選手となり、日本代表デビューを飾ると、2012年夏に欧州へ。ドイツのニュルンベルクやハノーファーで活躍し、2014年のブラジルワールドカップにも出場した。

その後、スペインのセビージャを経て、2017年1月にC大阪へ復帰。チームの“顔”となってきたが、度重なる怪我もあり2023年以降は出場機会が激減。今年7月にはサガン鳥栖へ期限付き移籍していた。

以下は大分復帰が決まった清武のコメント。

「皆さん、お久しぶりです。清武弘嗣です。

来シーズン約15年ぶりに大分トリニータに復帰することになりました。自分が育ったクラブに帰ってくることが出来て、とても嬉しく思います。と同時に、すごく責任も感じています。自分が今まで経験してきたことをこのクラブにもたらし、またより一層強い大分トリニータになれるように努力しますので、共に戦いましょう!是非、スタジアムに足を運んで応援してください!来シーズンからよろしくお願いします」

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清武は今月19日にC大阪との契約満了が発表されており、16年ぶりに大分へ帰還。来季は自身初のJ2でプレーすることになった。

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