名古屋グランパスは6日、ベルギー1部のヘントから日本代表GKシュミット・ダニエルが完全移籍で加入することが決定したと発表した。

シュミットは1992年2月3日生まれの32歳。東北学院高校から中央大学を経て、2014年にベガルタ仙台でプロ入り。2016年に期限付き移籍した松本山雅FCでブレイクすると、仙台で活躍したのち、2019年夏にシント=トロイデンへ移籍した。

ベルギーの地でレギュラーポジションを掴んだことにより、日本代表にも定着。2022年にはカタールワールドカップのメンバー入りを果たした(試合出場は無し)。

ただ、2023年夏に鈴木彩艶がシント=トロイデンへ加わったことで出場機会は激減。2023年12月に加入したヘントでも最近は控えとなっていた。

以下は、5年半ぶりのJリーグ復帰が決まったシュミットのコメント。

「皆さん初めまして。このたび、名古屋グランパスに加入することになりましたシュミット ダニエルです。この歴史あるクラブのエンブレムを背負って闘えることをとても光栄に思います。

名古屋のGKを務めることの責任の重さは自分が想像している以上のものだと思います。それに相応しいGK、相応しい人間になれるように日々努力していきたいと思います。

このチームにタイトルをもたらすことができるように自分の持っている力を最大限注ぎ、シーズンが終わった時に皆さんと喜べるように頑張ります。

グランパスファミリーの皆さんの声援を受けてプレーするのをとても楽しみにしています」

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名古屋は7年間守護神を務めたミッチェル・ランゲラックが昨季限りで退団していた。

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