日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンは、今季プレミアリーグに戻ってきたが、最下位と厳しい戦いを強いられている。

25日の第27節チェルシー戦にも0-4で敗戦。

前半24分に先制されるまではいいプレーをしていたが、この日が22歳の誕生日だったサウサンプトン生まれのレヴィ・コルウィルにゴールを許すなど結果的に惨敗している。

菅原は5バックの右SBとして89分プレー。サウサンプトンのイヴァン・ユリッチ監督は、試合後にこう話していた。

「セットプレーで失点したが、チェルシー相手にああいう失点は許されない。試合をコントロールしていた時にはビッグチャンスもあった。セットプレーでの失点は本当によろしくない。

(クラブの構造的な問題は)この数字が物語っている。プレースタイルも監督も違うのに結果は同じ。これはより強く、よりよくなるために我々全員にとって大きな教訓になる。

若い選手が多い。彼らは成長したがっている。本当にいいやつらだ。彼らはプレミアリーグでプレーするのは初めてかもしれない。簡単なことではない。ただ、私は恐れない。ハードワークをして、続けていく」

24歳の菅原もプレミアリーグでプレーするのは今季が初めて。サウサンプトンは27試合で2勝3分22敗。19得点と65失点もリーグワーストと苦しんでいる。

「凄い選手がいたのに降格の悲劇に泣いた10のチーム」

昨年12月に着任したユリッチ監督は「状況は厳しいし、チャンピオンシップ(2部)が現実的な可能性であることは分かっている」としつつ、降格してもチームに留まりたいとも語っていた。

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