日本代表GK鈴木彩艶が所属するセリエAのパルマ。
成績不振でファビオ・ペッキア監督を解任すると、クリスティアン・キヴ新監督の初陣となった前節ボローニャ戦で2025年初勝利を飾った。
ただ、1日に行われた第27節ウディネーゼ戦には0-1で敗れた。前半38分にフロリアン・トヴァンにPKを決められ、これが決勝点となっている。
それでも、22歳の鈴木は、多くの現地メディアでチームトップの評価を受けていた。
『TUTTO mercato WEB』は、「日本人GKがまた良い試合をした。多くのセーブでチームがさらにひどい敗北を喫するのを防いだ」として、6.5点の採点を与えている。
パルマは17位だが、18位エンポリの結果次第では、再び降格圏に転落しうる。
キヴ監督は「技術的ミスや混乱が多すぎる」としつつ、「遅かれ早かれこの状況から抜け出せると確信している」とも語っていた。
モンスター級のポテンシャルを持つ鈴木は、チームメイトから「動物」と称賛され、欧州列強クラブから熱視線を送られている。パルマを降格から救うことはできるだろうか。