16日にブルガリア1部のアルダ・クルジャリが異例の謝罪声明を発表したことが大きな話題になっている。
それは「彼の死去に関する誤った情報を受け取ったことを受けて、元所属選手であるペトコ・ガンチェフ氏とその親族に深くお詫びする」というもの。
『Dsport』などによれば、アルダは16日に行われたレフスキ・ソフィアとのホームゲームでガンチェフ氏を悼むために1分間の黙祷を捧げたが、彼は亡くなっておらず存命だと判明したという。
現地でも「ひどい失態!彼は生きており、これは重大な失策であったことが判明」、「今年最大の失策。生きている人を偲んで1分間の黙祷を捧げた」などと非難されている。
死亡説が誤報だったことは試合中に判明し、前半終了時に謝罪の声明が出されたとのこと。
『Dsport』によると、ガンチェフ氏は1946年生まれの78歳で、車で帰宅中に自らの死亡説を知ったそう。
奥さんが「あなたが亡くなったとテレビで発表されている!」と泣きながら電話してきたそうで、何が起きたのか分からなかったとか。
電話が鳴りっぱなしになったそうで、「生き埋めにされるのは、本当にストレスがたまります」としつつ、「誰かを批判するつもり?誰も批判しません」と語っていたという。