日本代表としても活躍する鎌田大地。
独特のセンスを持つ28歳の攻撃的MFは、ドイツ、ベルギー、イタリア、そして、英プレミアリーグでプレーしてきた。
その鎌田を京都の東山高校で指導した福重良一監督が『ABEMAスポーツタイム』に出演。
日本を代表するスター選手になった鎌田だが、いまでもオフに母校での練習に参加することがあるそう。
「オフシーズンの時は帰ってきて、うちのグラウンドに戻ってきて、一緒に生徒と練習したりとか。
よく(あるのは)オフシーズンに帰ってきてもひとりでグラウンドを走ったり、みんなと一緒にやるのはあまりないんですけど、鎌田の場合は現役の生徒と一緒にやってくれますね。
言葉でアドバイスするよりも、例えば、生徒がどうやってシュートを打てばいいですかね…(という場合には)俺のプレーを見ろ、一緒にやろうぜって感じで、どんどん一緒にやってくれる。
明日が公式戦でも前日に関係なしに生徒と練習終わってから1時間くらいやるんですよ。天才肌っぽい…感覚人間というか」
生徒とも垣根なく一緒にプレーするとか。この話を聞いた元日本代表DF安田理大も「生徒は嬉しいっすね、それは。かっこいい!」と唸っていた。
鎌田が高校3年時に東山高校は世代で最もカテゴリーが上のプレミアリーグに所属していたため、守備的な戦いにならざるをえなかったというが、鎌田はチームのために(もっと前のポジションではなく)ボランチをやらせてくれないかと直訴してきたという。監督は、当時からチームのために自分のプレーを合わせることができていたとも語っていた。
また、今では考えられないが、高校2年時には文化祭で漫才を披露することもあったとのこと。