20日に行われるFIFAワールドカップ予選のバーレーン戦。日本代表チームはこれに勝利すれば「世界最速」での本大会出場が決定するという重要な試合だ。

現在日本代表チームはアジア最終予選で5勝1分の無敗、22得点2失点、そして得失点差も+20と圧倒的な強さを発揮している。

すでにアジアの中ではかなり突出した存在となっており、ほとんどの試合で大きな差をつけて勝利するような立場である。

そのような状況であるため、日本代表としては来年夏に行われるFIFAワールドカップの本大会の準備を進めながらの戦いとなっている。

『テレビ朝日スポーツ』Youtubeはこの試合に向けて『GET SPORTS』の未公開シーンを公開。中村憲剛、槙野智章、柿谷曜一朗、中西哲生の4名が日本代表について語っていた。

その中で、日本代表の懸念点についてあげられていたのが「ディフェンスラインの層の薄さ」だった。

槙野「冨安選手の怪我は長引きそうなんですか?」

中村「現状プレーできていない状態なので、この後ろの選手層というのはちょっと心もとないですね。もちろん人はいるんですけど、重要な3バックの中央でリーダーシップを出せるか。

本大会まではあまり時間がないですし、冨安選手も谷口選手も戻れない可能性もありますし、板倉滉選手にアクシデントがあるかもしれない」

槙野「伊藤洋輝は真ん中もサイドもできますけど、バイエルンで4バックの左をやっていたりもしますし、怪我での離脱も長かったので、慣れという部分では…」

中西「遠藤航選手をセンターバックに下げるという手もありますね。鎌田選手や田中碧選手、藤田譲瑠チマ選手をボランチにいれることもできる」

「コンバートされたポジションで『達人』となった10選手」

現在谷口と冨安が長期離脱しているため、3バックの中央は板倉滉が務めることが多い日本代表。ただ、この他にそのポジションをこなせる選手が少ないこと、怪我人の復帰時期が予測できないことから、解説陣はその層の薄さに危機感を抱いていたようだ。

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