元アーセナルで元イタリア代表のジョルジーニョが3月21日、米人気歌手チャペル・ローンのボディガードが自身の11歳の義娘を激しく叱責し、泣かせたとSNSで告発した。投稿はリオデジャネイロ市長を含む著名人が拡散し、世界規模の炎上へと発展した。現在はフラメンゴ(ブラジル)に所属するジョルジーニョは、チェルシーやアーセナルなどでプレーし、UEFAチャンピオンズリーグやEURO2020で優勝した経験を持つMFだ。
『Billboard』などの報道によると、ジョルジーニョの妻で歌手のカテリン・ハーディングと義娘は、ローンが出演するロラパルーザ・ブラジル(サンパウロ)に合わせ同じホテルに宿泊していた。朝食中に偶然ローンを見かけた少女は、ローンのテーブルのそばを通りながら本人かどうか確認し、微笑んで自席に戻ったという。直後に大柄なボディガードがテーブルに近づき、「娘に他人を『不敬』あるいは『嫌がらせ』することを許すな」と強い口調で母娘を叱責し、ホテルへの苦情申し立てを示唆した。ジョルジーニョは「娘はその場で号泣し、極度に動揺した」とインスタグラムのストーリーズに投稿した。
ジョルジーニョはローンに向けて「ファンがいなければ、あなたは何者でもない」と直接呼びかけ、「ファンのみなさん、彼女はあなたたちの愛情を受ける資格がない」とも記した。リオデジャネイロのエドゥアルド・カヴァリエレ市長もXで「ローンが市長在任中、彼女がリオで公演することは絶対にない」と表明し、さらにジョルジーニョの義娘をシャキーラのコンサートに招待すると宣言した。一方、ローンは翌22日にインスタグラムで「当該のボディガードは私の個人セキュリティではない」と関与を否定し、母娘への謝罪の意を示した。後日、ボディガードのパスカル・デュヴィエ氏も「私の判断で行動したものであり、チャペル・ローン本人やそのチームとは無関係だ」と全責任を認めた。
セキュリティの独断行動がスター選手の家族を巻き込んだ今回の騒動は、有名人のプライバシーとファンとの関係のあり方をめぐる議論を改めて呼び起こしている。
