ゴルフ界のレジェンド、タイガー・ウッズが3月27日、米フロリダ州ジュピター・アイランドで車を横転させてDUI(飲酒・薬物運転)容疑で逮捕された。アルコール反応はゼロだったものの、ポケットからオピオイド系鎮痛剤が発見され、その後は無罪を主張。競技復帰を目指していた矢先の衝撃的な出来事として、世界中のゴルフファンに衝撃を与えた。

ポケットから鎮痛剤、飲酒反応はゼロ

米メディア『CNN』の報道によると、ウッズは制限速度30マイル(約48km/h)の住宅街の道路を走行中、前方のトレーラーを追い越そうとして後部に接触し、SUVが横転した。捜査当局の逮捕報告書には「携帯電話を見ていてラジオを操作していたため、前の車が減速しているのに気づかなかった」と本人が供述したことが記されている。現場では目が充血してガラス状になり瞳孔が開いた状態だったとも記載されており、実施された飲酒検知テストは0.000を示したものの、ズボンの左ポケットからヒドロコドン(鎮痛剤)と特定された白い錠剤が2錠発見された。

マスターズ不出場が決定「より健康で強く集中した状態で戻る」

米公共ラジオ『NPR』が伝えたところでは、ウッズは逮捕から4日後の4月1日に無罪を主張するとともに、SNS上で治療への専念を宣言した。「より健康で、強く、集中した状態で戻るために必要なことをする」と静かに本音を吐露している。同メディアによると、マスターズ委員長のフレッド・リドリーも「タイガーの存在はここオーガスタでも感じられる」との声明でウッズの決断を全面的に支持。PGAツアーCEOのブライアン・ロラップ氏も「彼のこの一歩に全力でサポートする」と述べた。

スイスで治療へ……伝説の復活はいつになるのか

ウッズは裁判所の許可を得て、スイス・チューリッヒでの医師指導のもとでの治療に入った。今回が通算4度目となる交通事故であり、2017年のDUI逮捕時と同様に鎮痛剤が関与していたことから、慢性的な痛みとの長い闘いが改めて浮き彫りとなった。次回の出廷は5月5日に予定されており、今後の司法手続きの行方とともに、伝説のゴルファーが「より強い姿」でコースに戻ってくる日がいつになるのか、世界中のファンが見守っている。

This article is a sponsored article by
''.