ニューヨーク・メッツの千賀滉大とシカゴ・カブスの今永昇太——昨シーズンそれぞれ苦しんだ2人が、2026年シーズンに入って揃ってフォーシームの平均球速を「約3キロ」伸ばしていることが明らかになった。復活への"共通点"が浮かび上がっている。
千賀、キャリア最速156キロを記録
『MLB.com』のジャレッド・グリーンスパン氏によると、千賀は今シーズンここまで3試合の登板ながら、昨年比で速球の平均球速が約2マイル(約3キロ)上昇している。
2025年の千賀にとって、フォーシームは最も打たれた球種だった。制球の乱れと球速の低下が重なり、被打率は.281に達していた。しかし、今季初登板では平均球速97.4マイル(約156キロ)を計測。これはキャリア最速の平均球速であり、6イニングで9奪三振と復調を印象づける内容を見せた。
今永も148キロに回復、本人が語る「球速の意味」
今永は2025年に左ハムストリングの怪我を負い、復帰後の平均球速は90.7マイル(約144キロ)まで落ちていた。それが今季4登板を終えた時点で92.2マイル(約148キロ)に回復。2024年(90.8マイル)の水準も上回っている。
今永自身は球速について「球速が全てではないが、平均球速が上がっていることはアドバンテージになる」と語り、復調への自信をにじませた。シーズンはまだ序盤だが、この球速上昇が本物であることを証明できれば、メッツとカブスにとってこれ以上ない好材料となる。
