ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、2026年シーズンにおいて新たな「二刀流」の形を模索している。2025年に史上2人目となる4度目のMVPを受賞し、バリー・ボンズの最多7回を追う大谷。ドジャースは今季、登板日に打席に立たない「投手専念」の日を設けることで、負荷を管理する戦略をとっている。

「投手か、両方か、決定を尊重する」大谷が自ら認めた"制限"

ドジャースがこの戦略について、今季2度目となる選択をしたのが現地時間4月28日のマイアミ・マーリンズ戦だ。大谷は先発投手としてマウンドに上がり、今季最多の104球を投じて6回1自責点、9奪三振と圧巻の投球を見せた。しかし、これまでの「1番・投手兼DH」の二刀流で出場してきた流れとは異なり、この試合で大谷が指名打者として打席に立つことはなかった。

4月15日のニューヨーク・メッツ戦、4月29日のマイアミ・マーリンズ戦にも大谷は投手専念で出場していた。米メディア「FOX Sports」によると、大谷は「自分が登板するにせよ、両方するにせよ、常にその決定を尊重します。全員が健康な状態でシーズンを終えることの重要性も理解しています。トレーナー陣やチームと話し合った結果、チームが決定を下すことが非常に重要だと考えています」と語った。

死球・19打席無安打・蓄積疲労…ロバーツ監督は「明確な答えはない」と明かす

投手専念の背景には、4月13日のメッツ戦で右肩付近に死球を受けた影響や、開幕からのフル稼働による蓄積疲労がある。スロースターターの大谷だが、5月3日のセントルイス・カージナルス戦では3打数無安打に終わり、ドジャース移籍後ワーストタイの19打席連続ノーヒットという状況。2度目のトミー・ジョン手術を経て、本格的にシーズン当初から二刀流に復帰した中で試行錯誤が続く。

デーブ・ロバーツ監督は「もちろん彼に両方を担ってもらうことは理論的にも現実的にも素晴らしいことだ。しかし、彼の負担を少しも軽減せずに、それをどれだけ維持できるだろうか。それが問題であり、明確な答えがあるわけではない」と語り、ワールドシリーズ3連覇という目標を達成するために、大谷の疲労度を慎重に見極めている。

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