シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆が、シアトル・マリナーズ戦で今季15号本塁打を放ち、「シリーズ(同一カード)初戦での本塁打を8シリーズ連続」というMLB史上前人未踏の新記録を樹立した。また、開幕からわずか38試合での15本塁打はホワイトソックス球団史上最速となっている。快進撃を支えているのはベルトに刻まれた高校時代の恩師の言葉だが、その具体的な内容だけは本人のみが知る秘密だ。
デビュー38試合15本塁打——MLB研究者が語る「史上2位」の事実
米メディア『HEAVY』のマイケル・マクダーモット記者によると、村上はマリナーズ戦の1回にソロ本塁打を放ち、シリーズ初戦での本塁打をMLB史上初となる8シリーズに伸ばした。MLB研究者のサラ・ランズ氏の分析では、「キャリア最初の38試合で15本塁打」は史上2位にあたり、1位はフィラデルフィア・フィリーズで活躍したライス・ホスキンズが2017年に記録した18本だという。苦手とされた直球系の球に対して打率.266・長打率.703をマークしており、同記者は「38試合を経た今、メジャーの最高レベルの投手を相手に何の問題もない」との見方を示した。
「毎日集中できるよう刻んでいる」——でも、その言葉だけは秘密だ
『MLB.cow』によると、村上は直近のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でもライアン・トンプソン投手から今季最長454フィートの本塁打を放ち、5試合連続本塁打でホワイトソックス球団タイ記録にも並んだ。その快進撃の源について、村上は「高校時代の恩師からもらった大切な言葉で、毎日その言葉に集中できるようベルトに刻んでいる」と語った。言葉の意味については「苦難に耐え、その困難を乗り越えることで、苦しい中でも成功を掴める——そういう内容だ」と明かしたが、具体的な言葉そのものは「自分だけの秘密」と笑顔で口を閉ざした。ウィル・ベナブル監督も「もう何と言えばいいかわからない。打つべき球を見極め、コンタクトを取り、しかも打てば本当に強く飛んでいく。見ていて圧巻だ」と脱帽した。
