トロント・ブルージェイズの岡本和真が、サードの守備でも高い評価を獲得している。5月9日、カナダの放送局『Sportsnet』の番記者シー・ダヴィディ記者がXに投稿した105.2mph(約169km/h)の強烈な打球を処理して5-4-3のダブルプレーを完成させた動画が拡散し、入団時に囁かれていた守備の懸念を払拭する一幕として注目を集めた。
2025年ゴールドグラブ受賞者と肩を並べた、あの数字の意味
米野球メディア『Just Baseball』によると、岡本は「前進守備を要する打球」に対してOAA(アウツ・アボーブ・アベレージ=守備範囲の優劣を測る指標)+4を記録している。同メディアは、この数値を達成しているサードは今季ふたりだけで、もうひとりが2025年のゴールドグラブ賞受賞者であるマイケル・ガルシア(カンザスシティ・ロイヤルズ)であると指摘した。岡本の全体的なOAAは+1、フィールディング・ランバリュー(守備貢献度)は0と平均水準にあるが、同メディアは「守備機会がさらに増えれば全体像はより鮮明になる」との見方を示した。
「守備が酷ければ一塁へ」現地が懸念した岡本の"弱点"
岡本がブルージェイズに入団した際、サードの守備力を疑問視する声が地元ファンの間にあった。同メディアによると、「守備が著しく不十分であれば一塁手に回す可能性がある」との見方も一部で示されていた。ダヴィディ記者は問題のプレーについて「信じがたい補球、そして5-4-3のダブルプレーを完成させるための驚異的に送球動作」と表現した。
