NBAの歴史上、誰よりも長くコートに立ち続けるロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、現役続行の核心にある動機を自ら語った。プレーオフ第2ラウンド進出を果たしたタイミングで飛び出したその言葉は、勝利への執念でも記録への欲でもなかった。息子・ブロニーへの「責任」という、父親としての論理が41歳の現役を支えている実態が浮かび上がった。
レブロンがブロニーに直接渡そうとしている"あるもの"
米メディア『Heavy』によると、レブロンはポッドキャスト番組「Mind the Game」で引退を先延ばしにする理由を率直に語った。「彼(ブロニー)にプロフェッショナルとはいかなるものか、そしてそこから生まれる結果を見せる仕事と責任がある」と明言し、「ロッカールームで、フィルムセッションで、飛行機で——プロとして何者であるかを取り囲むすべての環境の中で、直接伝えられている」と続けた。
ブロニーは2024年にレイカーズの2巡目(55位)指名で入団し、Gリーグでの出場も含めて経験を積んでいる最中だ。レブロンとブロニーのふたりは史上初めてNBAのコートを同時に踏んだ親子として歴史にも名を刻んでいる。
約76億円の契約が終わる夏、レブロンが向かう先
同メディアによると、今季のレブロンはルカ・ドンチッチとオースティン・リーブスを欠いた状態でレイカーズを牽引し、ヒューストン・ロケッツを撃破してプレーオフ第2ラウンドに導いた。NBA史上最多となる23シーズン目を戦う41歳として、同世代のほとんどの選手が引退している年齢でオールNBAレベルのパフォーマンスを維持している。今オフは5,260万ドル(約76億円)のプレーヤーオプションが切れ、2018年以来初めての無制限フリーエージェントとなる見通しだ。レイカーズのチ副社長兼GMであるロブ・ペリンカは、「彼が引退を決めるときに、このフランチャイズで終われたら素晴らしい」と公言しており、残留が有力視されている。
