ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星が5月21日、左肩の炎症でIL(故障者リスト)入り以来初めて報道陣に対応し、7月末の復帰を見込んでいることを明かした。4月29日のシカゴ・ホワイトソックス戦、2回を無失点で終えた直後、3回のウォームアップで1球を投じただけでベンチに視線を向け、突然マウンドを降り、その後15日間のIL入りが発表されていた。チームはその後MRI検査を実施したが、長らく負傷の詳細が不明なままだったが、本人の口からようやく経緯が語られた。

1〜2日間、食事もできなかった——菊池が語る"異変"の始まり

『MLB.com』のレット・ボリンジャー記者によると、菊池はるセカンドオピニオンも経たうえで手術は選択肢に入らなかったと説明し、「これまで大きな怪我をしたことがなく、幸い今回も重大な損傷ではなかった。炎症はかなり抑えられた状態で、近いうちに投球を再開できると思う」と述べた。

負傷の原因については、投球時の腕の角度変更やWBC出場ではなく、4月24日のカンザスシティ遠征中に体調を崩したことが引き金になったと見ている。「1〜2日間何も食べられない状態で登板したことで疲労が蓄積し、フォームを補正しようとしたのが原因ではないか。ただ、明確な理由はまだ分かっていない」と語った。

急がない理由を明かした菊池、「長いシーズン」への備え

同メディアによると、菊池は「もっと早く戻れるという話もあったが、シーズンが長いこと、来年もエンゼルスにいることを考慮して、チームと話し合いながら段階的なリハビリを進めることにした」と復帰を急がない判断の背景を明かした。現在は肩の強化トレーニングを続けており、キャッチボール再開の許可を待っている状態だ。カート・スズキ監督も「状態が良くなってきていると言っている。投球を積み重ねていけば、本当の状態が見えてくる」と期待感を示した。

今季ここまでは7先発で防御率5.81と不調が続いていたが、2025年は防御率3.99・174奪三振でオールスターにも選出されており、本来の力を発揮できる状態での復帰が待たれる。

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