クリスタル・パレスのMF・鎌田大地がこの夏、3度目のフリートランスファーがほぼ確実な情勢となっている。現在の契約は2026年6月30日で満了し、更新交渉が行われていないことが複数メディアの報道で明らかになっている。5月27日にはUEFAカンファレンスリーグ決勝(vsラージョ・バジェカーノ)が控えており、W杯でのパフォーマンスが次クラブとの交渉に直結するとみられる。
パレス退団を確実視させた「監督との同行」
英メディア『Sky Sports』が2月に報じたところでは、鎌田はパレスとの契約延長に向けた交渉を行っておらず、今夏の退団が既定路線となっている。同メディアによると、鎌田はプレミアリーグの外で新たな挑戦を求めるとみられており、次クラブは現時点で白紙のままだ。クリスタル・パレスに加入した2024年時点の市場価値は非公表だったが、移籍情報サイト『Soccerway』によると、現在の市場価値は1170万ユーロ(約19億円)に達する。
W杯選出が照らし出す「3度目の正直」
鎌田は5月15日、FIFAワールドカップ2026の日本代表26人に選出されている。鎌田はここまで代表49キャップ・12得点を積み上げており、次の契約なしで臨むW杯が、事実上の移籍売り込みの舞台となる。
鎌田がクリスタル・パレスとの更新に向けた話し合いを持たなかった背景には、オリバー・グラスナー監督の去就が深く絡んでいたとされる。『Sky Sports』記者のジェームズ・サヴァンドラ氏が2月にXへ投稿したところによると、鎌田はグラスナー監督の動向が定まるまで新契約の締結を先送りにしていたという。2022年のフランクフルトでのヨーロッパリーグ制覇以来、鎌田はグラスナー監督を2度追う形で移籍を決断してきた。
