セルティックのFW前田大然(28)が今夏の移籍市場で複数のプレミアリーグクラブの争奪戦に晒されている。移籍市場に詳しい記者が「セルティックは前田を引き留めない」と明言しており、日本代表FWのイングランド移籍がついに現実味を帯びてきた。今季は34試合で14ゴール・6アシスト、チャンスクリエイト34回という数字でリーグ終盤の復調を印象づけ、その評価額を『Transfermarkt』は約1,000万ポンド(約21億円)と算定している。
昨夏に申し出た移籍、今夏こそが"最後のチャンス"
移籍情報メディア『Football Insider』のポッドキャスト番組『Transfer Insider』で、移籍情報記者のピート・オルークが内幕を明かした。同記者によると、前田は昨夏にも当時のセルティック監督ブレンダン・ロジャーズに対して移籍の意思を直接伝えていた。最終的に残留したが、今夏について同記者は「セルティックが前田で適切な移籍金を得られる最後のチャンスだろう。彼の気持ちはさほど変わっていないと思う。新たな挑戦に進みたいと感じているはずだ」と語っている。
監督『センセーショナル』と称えた男をクラブが引き留めない理由
皮肉なのは、前田がシーズン終盤に復調し、優勝を決めたハーツとのスコティッシュ・プレミアリーグ最終戦で決勝ゴールを奪うなど、最後の最後で存在感を示した点だ。英メディア『GiveMeSport』によると、クラブは契約交渉が暗礁に乗り上げたことを踏まえ、今夏が現実的な売却機会と判断しているとみられる。クラブを率いるマーティン・オニール監督は前田を「センセーショナル」と称え、個人の能力を高く評価しているが、クラブは今夏の売却で適切な移籍金を確保する方針だ。
