ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が5月26日(現地時間)のコロラド・ロッキーズ戦で右手に死球を受け、途中退場するアクシデントが発生した。翌日の先発登板を控えているだけに、トレーナーとデーブ・ロバーツ監督が駆け寄ってスタジアムにも緊張が走ったが、大谷は手を振ってその場をやり過ごし、そのまま得点まで記録してみせた。試合自体はドジャースが15対6で圧勝したが、最大の話題は大谷の右手の状態一点に絞られた。
右手を直撃——ロバーツが試合前に語っていたこと
米メディア『HEAVY』の報道によると、大谷は4回の打席でロッキーズ先発カイル・フリーランドが投じた時速約137km(85.2mph)のチェンジアップを右手のパッド部分に受けた。ロバーツ監督とトレーナーのトーマス・アルバートがすぐにマウンドへ向かったが、大谷はその場で手を振ってプレー続行の意思を示し、その後得点も記録した。しかし5回には代打ダルトン・ラッシングが大谷に代わって打席に立ち、ゲームから退いた。記者のダグ・マッケインがXに投稿したところによると、ロバーツ監督は試合前の段階で「翌日の先発ラインナップに入る予定だ」と明言しており、退場はあくまで予防措置とみられる。
「問題なさそうに見えた」それでも消えない不安
記者のノア・カムラスのX投稿によると、大谷は死球を受けた後も「問題なさそうに見えた」とし、9点差という大量リードと翌日の登板予定を踏まえての予防的な交代措置である公算が高いとの見方を示した。とはいえ、利き腕である右手が絡む場面では、不安が自然と込み上げてくる。ドジャースは投手復帰後の大谷の投球負荷に極めて慎重に向き合ってきており、二刀流のスーパースターを長期的に守ることが球団の最優先事項であるのは明らかだ。
