シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆が2026年5月度のアメリカン・リーグ「ルーキー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人賞)」に選出された。日本人選手としては、2024年3月・4月に今永昇太(シカゴ・カブス)が受賞して以来の快挙である。ホワイトソックスが右ハムストリング肉離れからの復帰を待ちわびる中、村上は今週、月間最優秀新人賞という勲章を手にした。

村上が5月に壊した"125年間の壁"

米テレビ局『WGN-TV』によると、村上は5月の26試合で打率.244・出塁率.382・長打率.556、8本塁打・18打点・21得点・19四球を記録した。OPSは.937に達し、5月の本塁打・得点・四球の3部門の成績は、メジャーリーグの全ルーキー選手のなかでトップとなっている。

さらに同メディアは、現代野球(1901年以降)において6月前に20本塁打を達成した初のルーキーとなったことも伝えている。ホワイトソックス史上でこの記録に並ぶのは、殿堂入り選手のフランク・トーマス(1994年)とジム・トーメ(2006年)だけだ。

海外メディアが"fever dream"と呼んだ2か月間の正体

米スポーツメディア『South Side Sox』は、この受賞を「賞というよりも、シーズン最初の2か月間に村上が生み出した"熱狂的な野球の夢物語(baseball fever dream)"が認められたように感じられる」と評した。同メディアはシーズンペースに換算した数字も示しており、57試合時点での成績を162試合換算すると、本塁打58本・打点119・得点124・四球127という驚異的な数字が並んでいる。

村上は5月30日から右ハムストリングの筋肉損傷(グレード2)で10日間の故障者リストに入っており、4〜6週間の離脱を見込まれているが、「受賞の価値が薄れることはない」と同メディアは結論づけた。

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