W杯開幕を11日後に控えた6月6日、リスボン郊外のジャモール国立競技場で行われたチリとの親善試合で、ACミランFWラファエル・レオンが前半終了間際に相手DF・ロマンの顔面を叩いて一発退場となった。チームメートを守ろうとしての行動とされるが、映像には明確な暴力行為が映っており、FIFAの規律委員会がどう判断するかが注目されている。

カンセロへの報復が火をつけた

英メディア『GB News』によると、騒動の発端はジョアン・カンセロのチャージに対してチリのイバン・ロマンが反発し、乱闘に発展したことだ。レオンはチームメートのカンセロを守るために割って入り、ロマンを突き飛ばしたあと顔面を手で払うような動作を見せた。VAR介入ののち、審判はレオンとロマン双方に一発退場を宣告した。クリスティアーノ・ロナウドが審判に猛抗議したが、判定は覆らなかった。試合は後半にゴンサロ・ゲデスとブルーノ・フェルナンデスのゴールで2-1の勝利を収めている。

FIFAが握るレオンの運命

同メディアによると、通常の親善試合における退場の出場停止は以降の親善試合に限定される。しかしFIFAの規律委員会が今回の行為を暴力的行為と認定した場合、本番のW杯への出場停止に拡大できる権限を持つという。ポルトガルはグループKに属し、6月17日(現地時間)にヒューストンでDRコンゴとの初戦を控えている。レオン本人はSNSに「チームメートを守りたかっただけで、相手を傷つけるつもりは一切なかった」と釈明した。

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