コロラド・ロッキーズの菅野智之が6月9日(現地時間)、本拠地クアーズ・フィールドで行われたシカゴ・カブス戦に先発し、5回3失点で今季6勝目(4敗)を手にした。打線が初回から爆発し7対3で快勝した試合で、菅野は先発として5イニングを投げきり、後続のブルペン陣がリードを守り切った。

カウントを稼げない中で菅野がつかんだ修正の糸口

米メディア『Purple Row』によると、ロッキーズのウォーレン・シェーファー監督は試合後、「私はトモ(菅野)が投げる試合が大好きだ」と称賛した。同監督はさらに「カウントが深くなる場面が普段より多かったが、肝心なところで必要な投球をしてくれた。いつものようにストライク先行ができない中でよく戦った」とも語った。

菅野は「クアーズ・フィールドでの登板は久しぶりだったが、低めに集めることができた」と振り返り、スプリットを低めに沈める配球にも手応えを口にした。今季の菅野は防御率4.08、5回以上を投げて3点以内に抑えた登板は5度目となっている。

故障者続出のローテで「計算できる男」が示したもの

6回、マイケル・ブッシュに本塁打を浴びたところでシェーファー監督はマウンドへ向かい、菅野を降板させた。この日までに今季12本の本塁打を浴びながら、それでもソロ以外の本塁打は1本も許していない。失点を最小限に抑える菅野の投球術が、数字にもにじみ出ている。

菅野は「スプリットを低めに見極められていると感じたので、フォーシームで対応した」と語り、配球の修正を即座に施していたことを明かした。さらに「スライダーの切れが非常に良かった」とも付け加えた。ローテーションに故障者が相次ぐチーム事情の中で、菅野は「計算できる先発」としての地位を着実に固めている。

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