ピッツバーグのファンが大谷翔平に浴びせた野次が、最悪の結果を招いた。6月10日(現地時間)、PNCパークで行われたロサンゼルス・ドジャース対ピッツバーグ・パイレーツ戦の7回表、2-2の同点で大谷が打席に立った瞬間、スタンドから「Shohei sucks(大谷は下手くそ)」「overrated(過大評価)」というチャントが響き渡った。大谷はその打席で中堅への適時二塁打を放ち、ドジャースを勝ち越しに導いた。
野次が火をつけた"7回の惨劇"
米メディア『Sportsnet Pittsburgh』の報道によると、大谷はパイレーツのウィルバー・ドテルからセンターへのタイムリー二塁打を放ち、ドジャースは3-2と勝ち越した。野次が飛んだスタンドが静まり返る間もなく、打線はさらに9点を追加。1イニングで計10点を奪い、試合は12-2と決定的な差がついている。パイレーツ先発のポール・スキーンズは6回・7奪三振・2失点と好投してリリーフ陣にマウンドを託していたが、チャントが飛んだ直後にブルペンが崩壊する形となった。
「これ以上挑発しない方がいい」——地元メディアも苦言
動画メディア『Jomboy Media』がXに「パイレーツファンが"Shohei sucks"チャントを叫んだ直後にチームが1イニングで10点を奪われた」という動画を投稿し、瞬く間に拡散した。同メディアの報道を受け、米メディア『Sportsnet Pittsburgh』のライター、タイラー・メーハー氏は「野球界屈指の打者に余計な闘志を与えるのは、あまり賢い選択とは言えなかったようだ」との見方を示した。さらに大谷が翌11日(現地時間)の試合に先発投手として登板予定であることを踏まえ、「ピッツバーグのファンはこれ以上挑発しない方がいい」と皮肉交じりに締めくくった。
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