日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)の去就が、この夏静かながらも注目を集めている。久保とソシエダの契約は2029年まで残っており、移籍金は6,000万ユーロ(約110億7,600万円)に設定されている。英語メディア『OneFootball』によると、今季の不振が響いて市場価値は2,000万ユーロ(約36億9,200万円)まで下落しているという。ワールドカップでは左ヒザを負傷して出場機会を失っただけに、去就をめぐる状況は一段と複雑さを増している。

久保建英に何が起きたのか

同メディアによると、久保の市場価値は2024年1月に解除条項と同額の6,000万ユーロまで達していた。しかし今季はわずか2ゴールにとどまるなど不振が響き、大きく値を下げたという。現在の評価額でクラブが放出に踏み切った場合、レアル・マドリーが利益の半分を得る契約になっている。そのため、ソシエダの手取りは1,300万ユーロ(約24億円)程度にとどまる見通しだという。同メディアはまた、かつて関心を示していたイングランド勢の動きも鈍っていると指摘している。

マタラッツォ監督が示した"信頼"の中身

同メディアは、今夏のソシエダ周辺について「大きな移籍話はほとんど聞こえてこない」と伝え、久保の去就が市場の中心にはなっていないと分析した。指揮官を務めるペッレグリーノ・マタラッツォ監督(レアル・ソシエダ)は、久保の左足からの脅威や1対1の強さを高く評価しているという。負傷からの復帰後は、指揮官の信頼に応える活躍が求められる。今季は久保自身にとって、正念場のシーズンになりそうだ。

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