ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、今シーズン最初の10登板で防御率0.74をマークしたが、1913年以降ではMLB史上3位の好記録であった。米メディア『カリフォルニア・ポスト』は、この要因として大谷の野球IQの高さを挙げた。

”背番号17”が目指す理想

同メディアによると、ドジャースの捕手ウィル・スミスは大谷について、試合の展開を読む感覚が本当に優れていると語ったという。続けて、「どの打者の時に球速を上げるか、または落とすべきかを的確に把握している」と述べている。デーブ・ロバーツ監督も、スミスに同調する形で「彼は細かなことをよく理解していると思う」と語った。

印象的な場面として、6月3日(日本時間4日)のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦の4回にヘラルド・ぺルドモを3球三振に取った場面を挙げた。1球目は力を抜いて約95マイル(152キロ)を投じ、最後は力を入れて99マイル(159キロ)を正確にコントロールしていた。大谷自身も「全力で投げる時もあれば、投げないときもあります」と述べ、速球のバリエーションをどう使うが課題であることを明かした。

投手コーチが語る”オールドスクール”の真相

大谷の投球について、マーク・プライアー投手コーチは「彼は少しオールドスクールな一面がある」と述べた。理由は、大谷は速球を自在に操り必要な時に投げることができるが、現在のMLBは自分の持ち球を全力で投げる投手が多いからだという。続けて、「ショウヘイは高い野球IQを持っている」と続け、「二刀流だからこそ打者の嫌なことを理解しているんだと思う」と語った。

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