シカゴ・カブスの鈴木誠也が、現地時間6月13日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で右膝の違和感を訴え4回途中で途中退場した。10試合連続安打を記録した直後の出来事であり、コロラド・ロッキーズ戦での満塁本塁打や前日の2二塁打など、長いスランプを抜け出した矢先の負傷となった。しかもその膝は、今年3月のワールド・ベースボール・クラシックで後十字靭帯(PCL)を損傷した患部と同じ右膝である。
チャップマンの外野フライが引き金
鈴木はジャイアンツのマット・チャップマンが放ったフライを追いかけた際、グラブの下をボールがすり抜けると同時にバランスを崩して地面に倒れ込んだ。クレイグ・カウンセル監督とトレーナーが駆け寄り、鈴木はそのままマット・ショウと交代してベンチへ退いた。この試合、鈴木は3回にタイムリーヒットを放って10試合連続安打を記録し、守備でも二塁への補殺と好守備を見せるなど、攻守両面で存在感を発揮していた最中の出来事だった。試合はカブスが6対1で勝利したが、チームにとって手放しで喜べない結果となった。
「膝が動いた感覚があった」——鈴木本人が明かした感触
鈴木は試合後、チーム通訳を介して「ボールを取れないと分かった瞬間に止まろうとした。その時、膝が動いた感覚があった」と語った。今季、鈴木は総額8,500万ドル(約120億円)の5年契約最終年を迎えており、3月14日のWBCベネズエラ戦で盗塁を試みた際に右膝後十字靭帯(PCL)の軽度の捻挫を負い、開幕から12試合を欠場して4月10日に戦列復帰していた。鈴木は翌朝の状態を確認してから次戦出場の可否を判断するとし、カウンセル監督も同様に「様子を見る」姿勢を示した。現時点で診断名や離脱期間は公式に発表されていない。
