FIFA ワールドカップ2026のグループF初戦、日本代表がオランダと2-2で引き分けた試合で、森保一監督の"ホワイトボード戦術"が世界中にバイラル拡散した。試合終盤、日本が2-1と追う状況でコーチングスタッフがホワイトボードに大きな数字を書いてピッチの選手たちに掲示する場面が映像に捉えられ、SNS上で瞬く間に広まった。数字は3から始まり1で終わるカウントダウン形式で示され、前半終了間際には「45」の数字が掲げられる場面もあった。タブレットやヘッドセットが主流のモダンフットボールの指揮官たちとは一線を画す、アナログな手法が世界規模の話題を呼んだ。

"暗号"か"時計"か——解読に躍起になったファン

英語圏スポーツメディア『Business Upturn Sports』が伝えたところでは、多くの観察者がこのホワイトボードに残り時間の表示以上の意味があると見ており、相手チームに読まれないよう番号で符号化された戦術指示だという見方が浮上した。ファンたちはその内容の解読に躍起になり、「非常に賢い」といった称賛の声が世界中のサポーターから相次いだ。

「古典的だが効果的」元トッテナム監督も絶賛

元トッテナム・ホットスパー監督のアンジェ・ポステコグルーは英放送局『ITV』の中継で「彼らのタイムキーピングは優れている」とコメントし、この手法を認める発言をした。SNS上でも「ホワイトボード戦術は天才的だ。古典的だが効果的」「ハイテクを使う他の監督を尻目に、森保監督はホワイトボードで試合をものにした」といった声が多数投稿された。ホワイトボードが示した数字の直後、小川航基のヘディングが鎌田大地に当たる形で89分に同点弾が生まれ、日本はダラス・スタジアムに集まった6万9,285人の観衆の前で勝ち点1をもぎとった。

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