日本代表DF板倉滉が2026年FIFAワールドカップ(W杯)グループF第2節チュニジア戦で、W杯における日本人選手として史上初めてパス80本を達成した。フィールド上で最多タッチを記録した板倉を軸に、日本は4-0と完勝した。この結果はアジア勢によるW杯最大勝利という新記録も生んでいる。開幕直前に遠藤航が引退を表明し、急遽キャプテンの座を引き継いだ板倉にとって、チュニジア戦はその重責に正面から応えた90分となった。

史上初の数字が示した「支配」の中身

英語圏メディア『Outlook India』によると、「板倉はあらゆる場所にいた。パスに80本に到達しており、これは日本人選手としてW杯初の快挙だ。フィールド上で最多タッチを記録し、後方からこの試合を支配した」と称えた。2点目の場面では板倉からのパスを受けた上田綺世がフィニッシュを決めており、得点シーンへの直接的な関与も示した。

米メディア『FOX Sports』のマッチレポートは、3点目の場面でも板倉が上田へパスを供給し、そこから伊東純也への展開につながったと伝えており、ビルドアップの起点としての役割が際立った。

遠藤が去る瞬間、言葉を交わした唯一の選手

米放送局『ABC News』によると、日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターは大会直前、アジャックスDF板倉滉を新キャプテンに指名したと正式発表した。W杯開幕3日前、リヴァプールMF遠藤航が足の負傷から回復しきれずチームから離脱し、代表引退を電撃表明。チームを離れる際に言葉を交わした唯一の選手が板倉だったと伝えられており、遠藤はSNS上で「カタールW杯以降、キャプテンとしてチームを率い、W杯優勝を目標に掲げることが当然となるまでに成長できたことを誇りに思う」とのコメントを残している。

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