FIFAワールドカップ2026・グループリーグ最終節、ウルグアイはスペインに0-1で敗れ、2大会連続でグループ敗退という屈辱を味わった。試合後の記者会見でウルグアイ代表監督マルセロ・ビエルサが口にしたのは、通常では考えにくい事実だった。40歳のGKフェルナンド・ムスレラがハーフタイムに自ら交代を申し出たというのだ。

ビエルサが語った「決断」の行方

米メディア『ESPN』によると、ムスレラはスペインMFアレックス・バエナのシュートに対して両手で触れながら、ボールを自陣ゴールに弾き込んでしまった。ビエルサ監督は試合後、「私が決断を下したのではない。ムスレラ自身が決めたことだ」と明かし、ハーフタイムにムスレラ本人から交代の申し出があったと説明した。後半から控えGKのセルヒオ・ロシェがゴールマウスに立ったが、流れは変わらず0-1のまま終わった。AP通信の報道では、ビエルサは「私の判断は十分な評価を経て下したものだ」とムスレラ起用への批判も受け入れた。

3試合4失点——積み重なったミスの記録

米メディア『Bolavip』は、ムスレラは今大会でウルグアイが失った4ゴールすべてに関与していたと報じている。サウジアラビア戦では正面のヘディングシュートを弾いてこぼれ球を決められ、カーボベルデ戦では不用意な飛び出しで空のゴールへの同点弾を許した。スペイン戦のセービング失敗が3度目の決定的ミスとなった今回、ムスレラ本人がピッチを離れる選択をしたようだ。試合終了後、敗退が決まったフィールド上では数人の選手が涙し、スタンドのウルグアイサポーターからは引き揚げるチームにブーイングが浴びせられた。

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