6月27日(現地時間)、ロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレスの一戦で、MLBでも珍しい"野手ピッチャー対決"が実現した。パドレスの控え捕手ロドルフォ・ドゥランが9回に登板し、プロキャリアで初めてマウンドに上がった。その直後、ドジャースも内野手ミゲル・ロハスが9回裏をわずか5球で3者凡退に仕留め、異色の投げ合いに幕が下りた。

捕手専業10年、初登板で2安打1失点

米メディア『ESPN』によると、パドレスの控え捕手ロドルフォ・ドゥランは9回にプロのどのレベルでも初となる投手としての登板で1安打1失点を記録した。MLB公式プロフィールには、ドゥランは2026年シーズン開幕時点で591試合のマイナーリーグキャリアを持ち、そのすべてが捕手としての出場だった。マウンドを踏む機会を引き出したのは、ムーキー・ベッツの3ランを含む6回の9得点ラッシュに火がついたドジャースの圧倒的な大量リードだった。

内野手が5球で締めた、大差の9回

9回表が終了してドゥランがマウンドを降りると、ドジャースも内野手のロハスが登板し、9回裏をわずか5球で3者凡退に退けた。試合はドジャースが15-3で快勝し、ナショナルリーグ西地区首位のドジャースとパドレスの差は再び9ゲームに開いた。先発を務めた山本由伸は6回2失点5安打と安定した内容で8勝目(5敗)を手にしている。
ドゥランは2014年にドミニカ共和国からプロ入りし、10年超のキャリアを捕手一本で歩んできた。フィリーズ、ヤンキース、ロイヤルズとマイナーを渡り歩き、今季ようやく掴んだメジャー初昇格——その男がプロ初登板で2安打1失点を記録した9回は、大差がもたらした一種の余興だった。

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