7月13日(現地時間)、FIFAワールドカップ準決勝のフランス戦を翌日に控え、19歳の誕生日を迎えたスペイン代表FWラミン・ヤマルが米国ダラスで記者会見に臨んだ。この場でヤマルは、フランス代表のメンバー構成をめぐるマリアーノ・ラホイ元スペイン首相の発言に静かな言葉で反論した。その後スペインは同19日、アルゼンチンとの決勝を1-0で制し、大会の頂点に立った。

差別発言の渦中でヤマルが選んだ言葉

英メディア『Reuters』によると、ラホイ元首相はフランス代表について「素晴らしいチームだが、フランス人選手が1人もいない」と発言し、批判を浴びていた。これに対しヤマルは「もしサッカーに役割があるとすれば、それは人々を結びつけることだ」と言及した。

さらに「フランスとスペインは社会統合の好例である。サッカーのすべては統合であり、他人が言ったことに反応する場ではない」と述べ、自身の考えを強調した。自身も純粋なスペイン人でなく、モロッコ出身の父と赤道ギニア出身の母のもと生まれており、サッカーが果たすべき役割を冷静な言葉で述べている。

フランス撃破からヤマルが辿った結末

自らへの誕生日プレゼントとして購入したダイヤモンドのネックレスを身にまとって現れたヤマルは、フランス戦を「人生で最も重要な試合」と位置づけている。スポーツメディア『Goal.com』によると、今大会のヤマルは6試合で1得点0アシストにとどまっているが、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督の戦術において欠かせない存在だ。

負傷明けで万全でない中でも、19歳当時のリオネル・メッシ以上の戦術的影響力を持つと評価されており、元スペイン代表セサル・アスピリクエタ氏も「彼にはまだ伸びしろがある。ゴールやアシストは少ないが、戦術的に大きな影響力を持っている」と称賛した。ヤマルは『勝っていれば他人の言葉は関係ない。僕の願いはフランスを倒すことだ』と誓ったが、その言葉通りスペインは翌14日にフランスを2-0で下して決勝に進出。19日の決勝ではアルゼンチンを1-0で退け、大会を制している。

This article is a sponsored article by
''.