北米女子プロバスケットボールリーグのWNBAで、シカゴ・スカイのディジョナイ・キャリントンが、自身のSNS投稿を巡る批判に反論した。キャリントンは8月8日(現地時間)のインディアナ・フィーバー戦で、フレグラントファウル2(不必要かつ過度な接触とされる反則)を科されて退場となった。直後にはThreadsにフィーバーをタグ付けして「WHITE PRIVILEGE(白人特権)」と投稿。反則判定を人種問題と結び付けたとの批判を招いたが、キャリントンは投稿の意図は別にあると説明している。
「一度も主張していない」と番組MCに対し反論
米メディア『TMZ』によると、キャリントンは10日、自身のXでスポーツ番組司会者のエマニュエル・アチョ氏の指摘に応じた。アチョ氏は自身の番組『Speakeasy』で、キャリントンが判定を白人特権によるものだと示唆したとして「無知だ」と批判し、退場は妥当との見方も示していた。これに対しキャリントンは「反則の判定が白人特権だったとは一度も主張していない」とし、「それはあなたの推測だ」と反論した。
さらに、キャリントンはこの言葉には歴史的・社会的な重みがあり、根拠なく使うことはないと強調。投稿は別の事柄を指していたとし、それを裏付ける証拠もあると説明した。米メディア『Just Women's Sports』によると、キャリントンは同日、判定ではなく判定の一貫性に不満を抱いていると釈明したという。ただし「WHITE PRIVILEGE」という言葉で具体的に何を指したかは13日時点でも明らかにされていない。
カニンガムは人種との関連を否定

問題のプレーは第1クォーター終盤に起きた。カニンガムがファストブレークからのレイアップに向かう際、キャリントンが背後から頭部と首元に接触したという。当初は通常の反則と判定されたが、映像確認後にフレグラントファウル2へ変更され、退場が決まった。カニンガムは試合後、接触は「間違いなく」意図的だったとの認識を示したものの、今回の一件を人種と結び付ける見方は否定している。一方、フィーバーのステファニー・ホワイト監督は、キャリントンが意図的にカニンガムの首を狙ったわけではないとの見方を示した。
