過去にラ・リーガを制したジョゼ・モウリーニョ監督が、2度目となるレアル・マドリードの監督に就任した。指揮官は、所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールと自身の元教え子を巡る騒動に言及した。かつて指導した選手がヴィニシウスを侮辱したとされる問題について、かつての強硬な警告から一転した今回の発言に注目が集まっている。
モウリーニョ監督「ヴィニは誰が味方か分かっている」
米メディア『ESPN』によると、モウリーニョ監督は8月19日、スペインメディア『AS』のインタビューで騒動に触れた。昨シーズン、当時率いていたベンフィカのアルゼンチン人FWジャンルカ・プレスティアーニが、ヴィニシウスへの差別的な発言で告発された。舞台はUEFAチャンピオンズリーグの試合だった。
モウリーニョ監督は「プレスティアーニは私の選手だった。誰が向かってきても私は彼の味方だ」と元教え子を擁護。その一方で、アーセナルへの移籍が噂されるなかでチームに残ったヴィニシウスのことも気にかけている。指揮官は「ヴィニはもう私が誰の味方か分かっている。私を信頼して隣に立っていい」と語り、彼へのサポートを約束した。
「有罪なら終わりだ」と当時は警告していた

過去の経緯として、プレスティアーニはヴィニシウスへの同性愛差別的な行為により、6試合の出場停止処分を受けている。当時、モウリーニョ監督は「有罪が決まるまでは無罪だ」としつつ、もし有罪なら「終わりだ」と語っていた。
さらに、世界屈指の実力を持つ選手が理由なく敵地でブーイングを浴びる現状はおかしいとの考えを示し、好き嫌いに関わらず一定の敬意を払われるべきだと訴えた。優れた選手のプレーを見られることは特権であるとも語っている。
