ボルチモア・オリオールズの内野手ピート・アロンソが、MLBに判定技術の改善を求めた。きっかけは8月19日のニューヨーク・ヤンキース戦で、勝ち越し本塁打と思われた打球がファウルと判定された一幕だ。リプレー検証でも判定は覆らず、オリオールズは直後の8回に2点を失って3-5で敗れた。試合後、アロンソは同様のケースを防ぐための具体案も口にしている。

「フェアだと思った」幻の今季30号

米メディア『CBS Sports』によると、3-3で迎えた7回裏2死、アロンソはヤンキースの左腕ブレント・ヘッドリックのスライダーを捉え、左翼ポール際へ運んだ。MLB公式サイト『MLB.com』によると、打球速度は107.1マイル、推定飛距離は410フィート(約125メートル)に達する一打だという。三塁塁審ウィル・リトルがファウルと判定し、クルーチーフによるリプレー検証でも判定は維持された。

アロンソは映像を見て「フェアだと思った」と振り返る。だがMLBのリプレー・オペレーションズ・センターは、打球がフェアゾーン内でフェンスを越えたと断定できなかったと説明している。本塁打なら、この日2本目で今季30号となる一打だ。

「カメラかレーザーを」設置をMLBに求める

画像: 「カメラかレーザーを」設置をMLBに求める

『CBS Sports』によると、アロンソはアメリカンフットボールのパイロンカメラ(エンドゾーンの角に置かれたクッション(パイロン)の中に高解像度カメラを内蔵したシステム)を例に、真上を映すカメラやレーザーの設置案を示した。「できない理由が分からない」とMLBの対応に疑問を呈している。

この試合に先発したクリス・バシットも、フェアかファウルかを判定する技術が2026年にもない状況を、「文字通りクレイジーだ」と批判した。また、『MLB.com』によると、クレイグ・アルバナズ監督は、ダグアウトのiPadで選手がボール追跡データを確認できると指摘している。

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