ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、ポストシーズンで単なるオープナー(継投の一番手)ではなく、本格的な先発投手として起用される可能性が浮上している。米紙『New York Post』によると、デーブ・ロバーツ監督はこの起用案について問われ、はっきりとした言葉で答えたという。大谷は8月22日、実戦形式のシミュレーションゲームでウィル・スミスを相手に30球を投じ、問題なく消化した。

ロバーツ監督が復帰へのプランを示した

同紙によると、ロバーツ監督は大谷のプレーオフでの本格先発起用について「理論上はイエス」と述べた。また、直近の実戦復帰へ向けては、現地8月28日(金・日本時間29日)にデトロイトでブルペン投球を行う予定で、結果が良好なら現地30日(日・同31日)のタイガース戦での投手復帰が有力視されている。ただし初回は1イニングのみの起用にとどまる見通しで、その後はタイラー・グラスノーが継投するとみられる。

大谷は昨年の手術復帰時、初戦1イニングから慎重にペースを上げていた。今回は1イニングでの復帰を経て「やや積極的な」調整に入り、プレーオフ開幕までに5イニング以上を投げられる状態を目指す方針だ。レギュラーシーズン終了までには、あと4〜5試合の先発も見込まれている。

故障離脱が生んだローテーションの柔軟性

画像: 故障離脱が生んだローテーションの柔軟性

同紙によると、ポストシーズンでは山本由伸、タリック・スクーバル、ブレイク・スネルに続く4人目の先発として大谷を起用する4人ローテーション構想が浮上している。タイラー・グラスノーと佐々木朗希は、ブルペンへ回る見通しだという。

この背景には、外野手アンディ・ペイジスの故障(左手の手術で4〜5週間離脱)と、守護神エドウィン・ディアスの負傷離脱がある。打線と救援陣の不安が重なるなかで、大谷の投手復帰は歓迎すべき進展だと同紙は伝えている。

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