中国超級リーグの上海申花のホームゲーム後に、観客3人が男児と父親に罵声を浴びせた問題が発生した。これを受け、中国プロサッカーリーグ連合会は上海申花に警告処分などを科した。この騒動はファンの間でも大きな反発を呼び、サポーター団体がある決定を下す事態に発展している。

ライバル選手のユニフォームが罵声の原因に

香港メディア『South China Morning Post』によると、この事件は上海スタジアムでの北京国安戦(0-3で上海申花が敗北)の後に発生した。スタジアムから退出する際、36歳、41歳、51歳の男性ファン3人が、中国代表の背番号7のユニフォームを着ていた男児と父親に暴言を吐いた。このユニフォームは、上海申花のライバルである上海海港に所属するFW武磊(ウー・レイ)のものであった。

上海の警察当局は、このファン3人を公共の秩序を乱した容疑で行政拘留処分にしたと発表している。さらに中国プロサッカーリーグ連合会(CPL)は、上海申花に対して公式な規律警告処分を科した。一方の北京国安に対しても、サポーターが侮蔑的な言葉の書かれた衣服を着用したとして、罰金とアウェイ席削減の処分が下された。

処分に反発するファンが応援中止を表明

画像: 処分に反発するファンが応援中止を表明

この事件とクラブの対応をめぐり、ファンの間では不満が噴出している。同メディアによると、上海申花の複数のサポーターグループは、次の山東泰山戦での応援活動を中止すると発表した。サポーターたちは、クラブの初期の対応が遅かったことや、今回の処分内容に納得がいかないとして、静かな抗議活動を行うことを決定した。

これにより、次の試合ではスタジアムでおなじみのドラムの音や応援チャントが消えることになる。中国のプロサッカーにおける過激なファン行動だけでなく、クラブの管理責任も大きく問われている。

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