ドイツサッカー連盟(DFB)は8月19日(現地時間)、ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに34万1500ユーロ(約6,340万円)の罰金を科した。対象となったのは、5月16日に行われたVfBシュトゥットガルト戦でのサポーターによる大規模な火工品の使用だ。この影響でキックオフは5分45秒遅れ、負傷者も出た。現地では試合後、観客の負傷をめぐって刑事捜査に発展し、警察は加害者の特定を進めるとともに、爆発物法違反の疑いでも人数不明の容疑者を捜査しているとされる。
DFBが試合開始前の"惨状"を報告
DFBによると、フランクフルトのサポーターは試合開始時に少なくとも発煙筒25個、ベンガル花火50本、点滅式火工品20個を使用した。さらにロケット花火20発を打ち上げたため、試合開始が遅れたという。試合中にも24本のベンガル花火と爆竹2個が使われ、ロケット花火4発が発射された。
罰金のうち最大11万3800ユーロ(約2,110万円)は、クラブ独自の安全対策や暴力防止策に充てることが認められている。DFBは一連の行為で少なくとも2人が負傷したとしており、クラブは処分を受け入れたため判決は確定している。
女性は重度やけどで手術

ドイツ公共放送『Sportschau』は5月22日、傷害の疑いでフランクフルト検察が3件を捜査していると報じた。検察によると、女性1人は燃えている発煙筒が肩に落ち、重度のやけどを負って手術を受けた。別の女性は花火が頭部に当たり、髪に火が付いて顔も負傷し、もう1人の被害状況は当時不明だったという。クラブ幹部のフィリップ・レシュケ氏は試合後、一連の行為を「狂気」と表現し、厳しく非難していた。
